今日は先日、職質された時のことを書きます。
イオンの、だだっ広い平面駐車場にクルマを停めて、カラオケアプリ(ポケカラ)を使って車内で歌ってました。
しはらくして、駐車場にパトカーが入ってきました。パトカーに乗った2人組の警官と目が合いました。するとパトカーは俺の車の真横に停めにきたのです。
またか…直感で職質されるとわかりました。俺は自慢にならへんけど、職質を過去に数回受けたことがあります。
パトカーの助手席から降りてきた若い警官が聞いてきた。
「すみません、今何されてました?」
「は?なになに、なんなん?」
俺は ふてくされた態度をとった。
「いや、車内でちょっと危ないことでもされてたんかなと思いまして」
「ちょ、何それ、今な、スマホのカラオケアプリで歌ってたんやけど、悪い?」
「そうなんですか、ちょっと車内を見せてもらっていいですか?」
「ええ、嫌やけど」
もう1人の先輩警官らしき男が声をかけてくる。
「拒まれると怪しいですよ」
「いや、もう怪しんでるやん、っていうかそっちの方が怪しいで!いきなり」
「まあまあそんなこと言わんとお願いしますよ」
「ほな見たら!好きなだけ!全部見たらええで!そのかわり動画撮らしてな」
「動画のほうはちょっとだめなんですよ」
「なんでやねん!言っとくけど、白い粉末状のものはあるから」
「ええ、本当ですか」
「探してみたら」
若い警官が俺の車内をくまなく探す。
「ほら、そこそこカバンの中、これ見てみ」
俺は常備している、喘息用の吸引薬を見せた。
「ちょっとやめてくださいよー」
「いや、白い粉末状のものやん、何も間違ってないやん!っていうかなぁ、何が怪しいの、こんな可愛らしい軽自動車に乗った俺の何が怪しい?俺な、もう職質何回も受けてんねん、教えて、俺ってさ、そんなに職質され顔か?笑」
「いやー、あのー、目が合った時に何か隠されたと思いまして」
「何も隠してへんちゅうねん笑 ていうか警視庁24時とかでも、警官が目を付けた場合、だいたいなんかあるやん!自分らだいぶ、目が節穴やで!笑」
「あははは……」
一通り全部車内を確認し終わった若い警官。
「すみません、ご協力ありがとうございました」
「もうええの?何も無かった?大丈夫?」
「はい大丈夫でございます」
というわけで、車内でポケカラ歌っていたら、
職質を受けてしまったというわけです。
薬なんかやってるわけないやん、俺がやってる薬なんて、喘息の薬か高血圧の薬だけや!
高血圧の薬は最近やってないけど。
でも一つだけ、警官に嘘をついたことがある。
警官に、「今お仕事のお帰りですか?」
と聞かれた時、「仕事帰りにイオン寄ったんや」
と答えたのだが、ほんとは休みだった。笑
仕事が暇で休みというのが、なんか恥ずかしくて言えなかった。笑
また明日。