今日は朝から滋賀県へ積みに行った。いわゆる当日積み当日配送というやつだ。配達先は三重県四日市。今日は他社も含めて5台も来るとんでもないバカでかい建築現場だ。
俺が運んでいる荷物は、某大手住宅メーカーの断熱材という荷物だ。
積み込みが終わり四日市へ向かう。
他社ドライバーのみさちゃんから電話が入った。
「ともさん、何時頃に来られます?」
「たぶん、11時頃になるけど」
「分かりました、待っときます」
「自分の下ろしたんやろ?行ってくれたらいいよ」
「なんかね、ややこしい現場なんで、待っときますよ」
「ややこしいって、どんな感じなん?」
「全部、外に仮置きなんですよ」
「ええー!じゃあ楽勝やん」
「それがもう置く場所がなくて、大変なんです」
「そうなんや!んじゃまた着く前に連絡するわ」
「分かりました」
みさちゃんは37歳で男勝りのガッツある女性トラック運転手だ。愛想もよく色々気がつく。
力は半端なく強い!サシでやったら負けるかもw
現場に到着する前、朝セブンで買っておいた赤飯おにぎりを食べてエネルギーチャージしとく。
現場に到着。Y君も来ていたので、
トラック2台の積み荷を、みさちゃん、Y君、俺の3人で下ろす。
通常は建物内に入れるのだが、今日は特例で外に仮置き。 楽勝だ!
1時間ほど積荷は2台とも下りた。
「みさちゃん ありがとう」
「いえいえ、明日も宜しくお願いします」
「あ、明日も一緒か、4階やったっけ」
「はい、4階です…頑張りましょ」
「地獄やな…リボビタンD 3本飲んでいくわ」
「アハハハハ」
「んで腹痛なって、トイレこもるかもやけどw」
「ええ!1番最悪なやつですやーん」
「トイレこもってる間、頑張っといてな」
「やめてくださいよ〜飲んだらだめですよ〜w」
そんなことで、
明日もみさちゃんと同じ荷下ろし現場だ。
しかも2人で4階まで荷物をあげなければならない…オイオイ!荷主よ!なんぼ景気悪いからといって、4階建てを2人て……殺す気かー!w
四日市も無事に終わって、
また滋賀県の工場へ戻る。
明日配送する荷物を積んでおくためだ。
これが、宵積みと呼ばれるものである。
信号待ちで、ふと鏡を見たら、
俺の前歯の隙間に、何か黒い物が挟まっている。
えっ、なんやこれ、良く見たら、さっき食べた
赤飯おにぎりに入っていた小豆(あずき)だったw
俺はずっと前歯に小豆を挟みながら、
みさちゃんと喋っていたのだ…
は、は、はずかしーーー!笑
明日、赤飯おにぎりは、やめとこ。
また明日。