数日前から俺の部屋に居た『みゆき』
しばらくは一緒に暮らしていたが、
別れは突然におとずれた。
ある朝、そこに『みゆき』の姿はなかった。
「みゆき」「みゆき〜」
俺は叫んだが、みゆきは出てこなかった。
みゆきは旅立ってしまったのだ…
俺の家の害虫をたらふく食べたみゆきは
ぶくぶくに太っていた。
俺の家の害虫は居なくなったのだろう。
みゆき、今までありがとう。
また、いつでも帰っておいで。
さよなら、ヤモリみゆき。笑
悲しみいっぱいの俺は、
ふと鏡で自分の顔みると、
鼻先の下の方に赤いアザがあった。
俺が寝ているあいだに、
みゆきが甘噛みしたのかも。
これは、みゆきの
さよならのキスだったのかもしれない…笑
みゆき…
キスは嫌ー!
キモすぎるやろー!笑
もしかしたら、俺のいびきがうるさすぎて
1発攻撃していったのかもしれないが。笑
また明日。